今回の記事では、私が積立NISAを15カ月間運用した結果について詳しくお伝えします。特に、新型コロナウイルスの影響を受けたファンドの特徴や、今後の運用方針についても触れていきます。積立NISAを始めたばかりの方や、運用成績が気になる方にとって、非常に参考になる内容です。
目次積立NISAの運用成績
まず、私の積立NISAの運用成績についてお話しします。2019年3月から積立NISAを始め、40万円分の投資信託を購入しました。2020年も引き続き投資を行い、累計で69.6万円を購入。その結果、現在の評価額は61.8万円となり、含み益は2,058円、運用利回りは+3.7%となっています。
運用成績を時系列で振り返ると、2020年2月のコロナショック前には含み益が54,000円で、利回りは+11.6%と非常に良好でした。しかし、コロナショックにより2020年3月には含み損6,800円、利回り-1.37%へと急落。さらに4月には含み損83,000円、利回り-15.7%となりました。その後、相場が回復し、現在は+3.7%の含み益に戻っています。
S&P 500との比較
次に、S&P 500指数と私の運用成績を比較します。2019年3月のS&P 500は2,900ポイントで、2020年6月には3,115ポイントと11%上昇しました。一方で私の運用成績は、コロナショックの影響で一時的に低迷し、最終的にはS&P 500の上昇率に比べて低い+3.7%のリターンとなっています。
この差異の理由として、積立NISAを始めた初期には国内株式や先進国株式に分散投資しており、米国株式に集中投資していなかったことが挙げられます。現在では米国株式に集中投資しており、今後の成長に期待しています。
コロナの影響が大きかったファンド
次に、コロナショックの影響が大きかったファンドについて説明します。私は初期に信託報酬の低い投資信託を15種類購入しました。その中で特に影響が大きかったのは、新興国株式の割合が多いファンドです。
例として、emacsリム新興国株式インデックスは-3.2%、emacsリムバランス83均等型は-0.42%と、1年以上運用してもマイナスとなっています。新興国株式は不況時には先進国株式よりも大きな影響を受けやすいことが分かります。
バランスファンドの比較
また、バランスファンドの比較も行いました。日生バランスファンド43均等型は4.66%のリターンを得た一方で、6資産均等型は0.74%とかなり低いリターンとなっています。これは、6資産均等型がポートフォリオの33%を先進国リートと国内リートに割り当てているためです。リートはコロナショックの影響で大きなダメージを受けました。
積立NISAの今後の運用方針
最後に、今後の積立NISAの運用方針について話します。私は楽天証券で積立NISAを運用しており、月5万円まで楽天カードで決済しています。楽天カードでの決済により、1%の楽天ポイントが還元されるため、実質1%の利益が確定します。
毎月5万円の積立を続けることで、相場が読めない状況でも安心して運用を続けることができます。今後もこの方針を貫き、定額積立ドルコスト平均法を活用していくつもりです。
関連する質問と回答
積立NISAを始めたばかりですが、どのくらい儲かりますか?
積立NISAのリターンは、選択したファンドや市場の状況によりますが、長期的に見れば安定したリターンが期待できます。私の場合、15カ月で+3.7%のリターンを得ました。
コロナショックの影響が大きかったファンドは何ですか?
新興国株式の割合が多いファンドやリートを含むバランスファンドが大きな影響を受けました。具体的には、emacsリム新興国株式インデックスやemacsリムバランス83均等型がマイナスのリターンとなっています。
積立NISAを満額積み立てしたらどうすればいいですか?
満額積み立てした後は、特定口座で追加の投資を行うことを検討してください。私の場合、積立NISAで33,333円を購入し、特定口座で1万6,667円を購入しています。
二番底が来るか不安ですが、どうすればいいですか?
相場の予測は難しいため、毎月定額積立ドルコスト平均法を活用することで、相場の変動に対するリスクを分散させることができます。私はこの方法を続けています。
楽天証券での運用はどうですか?
楽天証券では月5万円まで楽天カードで決済でき、1%のポイント還元があるため、非常にお得です。私は楽天証券で積立NISAと特定口座の両方を運用しています。