【2024年】米国株のおすすめランキング!楽天証券の人気トップ5

今回は米国株の人気銘柄ランキング第1位から第5位を紹介します。前回の動画では、第6位から10位までを紹介しましたが、今回はさらに注目度の高い銘柄に焦点を当てていきます。ランキングは米国株の取引量に基づいており、非常に人気が高く、日本でもよく知られている企業が多数ランクインしています。

第5位: Apple (アップル)

Appleは、時価総額1.9兆ドルを超える世界最大の企業です。iPhone、MacBook、Apple Watchなどのハードウェア製品だけでなく、Safariなどのソフトウェアも提供しています。Appleは「アップル帝国」とも言われるほど巨大な企業ですが、その規模ゆえにいくつかの課題も抱えています。

例えば、最近のEpic Gamesとの訴訟では、AppleがApp Storeでの売り上げの30%を手数料として取っていることが問題視されました。Epic Gamesは独自の課金システムを導入し、これがAppleの規約に反するため、App StoreからFortniteが削除されました。この訴訟は、巨大なプラットフォーマーと個々の開発者の間の戦いとして注目されています。

また、毎年9月に行われる新製品発表会では、期待されたiPhone 12の発表がなく、一時的に株価が下落しました。しかし、Appleは新たなビジネス分野への参入を続けており、血中酸素濃度を測定できる新しいApple Watchや、フィットネスサービスのApple Fitness+を発表しました。さらに、iCloudやApple Musicなどを含むサブスクリプションサービス「Apple One」も開始され、今後の成長が期待されます。

第4位: Unity Technologies (ユニティ・テクノロジーズ)

Unity Technologiesは、ゲーム開発のためのエンジン「Unity」を提供する企業です。Unityは2Dや3Dの高精細なグラフィックを使ったゲーム開発をサポートし、多くのゲームがこのエンジンを利用しています。例えば、バイオハザード6やポケモンGOなどがUnityで開発されています。

Unityは2020年9月18日に新規上場し、株価は非常に不安定な動きを見せています。売上は成長しているものの、現状は赤字経営です。しかし、サブスクリプション型のビジネスモデルにより、今後売上がさらに増加すれば、自然に赤字も解消されると期待されています。

Unityの技術はゲーム開発だけでなく、建築設計や車のデザインなど、他の分野にも応用可能です。今後、ゲーム以外の分野でも活躍の場が広がることが期待されます。

第3位: GoodRx (グッドアールエックス)

GoodRxは、薬の価格比較アプリを提供する企業です。アメリカでは薬局ごとに薬の価格が異なるため、最も安い薬局を見つけることができるこのアプリは非常に便利です。また、クーポンを提供することで、さらに安く薬を購入できるようになっています。

GoodRxのビジネスモデルは、製薬会社から大量に薬を仕入れる卸売業者から利益の一部を受け取ることで成り立っています。これにより、消費者は安く薬を購入でき、GoodRxも利益を上げることができます。2016年以降、売上は約2倍に成長しており、営業利益率も30%を超えています。

この企業は2020年9月21日に新規上場し、株価は依然として不安定ですが、ビジネスモデルの魅力から注目されています。

第2位: Zoom Video Communications (ズームビデオコミュニケーションズ)

Zoomは、ビデオ会議システムを提供する企業で、コロナ禍によりリモートワークが増加したことで急成長しました。年初来で株価は約6倍に上昇し、2021年第2四半期の決算では市場予想を大きく上回る結果を出しました。

Zoomの成功の要因は、パソコンだけでなくスマートフォンでも低遅延で利用できる利便性にあります。さらに、URL一つでアクセスできる手軽さも人気の理由です。ユーザーが自然に新たなユーザーを引き込む仕組みができており、広告費をかけずに成長しています。

今後もリモートワークが続く中、Zoomの需要は高まると予想されています。

第1位: Tesla (テスラ)

Teslaは、電気自動車(EV)を製造・販売する企業で、2020年の株価上昇率は315%に達しました。時価総額は4倍に膨らみ、日本の自動車メーカーであるホンダやトヨタの時価総額を上回りました。

Teslaの強みは、直接販売を行うことで顧客の需要を把握しやすく、また中間業者を通さないため中抜きがないことです。さらに、EV事業の拡大が見込まれ、クリーンエネルギーを使用することでESG投資の観点からも注目されています。

ただし、現時点での売上はトヨタに比べるとまだ小さいため、実態の伴わない株価上昇とも言われています。しかし、株価は将来の期待で決まるため、Teslaの成長が期待されています。

関連する質問と回答

Q1: 米国株の投資を始めるにはどうすればよいですか?

A: 米国株の投資を始めるには、まず証券会社に口座を開設します。次に、投資したい銘柄を選び、購入手続きを行います。初心者には、分散投資ができるETFやインデックスファンドをおすすめします。

Q2: Appleの株を買うメリットは何ですか?

A: Appleの株を買うメリットは、同社が世界最大の企業であり、安定した収益を上げていることです。また、新しいビジネス分野への参入やサブスクリプションサービスの導入により、将来の成長が期待されます。

Q3: Unity Technologiesの株を買うリスクは何ですか?

A: Unity Technologiesの株を買うリスクは、新規上場したばかりで株価の変動が激しいことです。また、現状は赤字経営であるため、今後の成長が期待される一方でリスクも伴います。

Q4: Zoomの競合企業にはどんな企業がありますか?

A: Zoomの競合企業には、MicrosoftのTeamsやGoogleのMeet、CiscoのWebexなどがあります。これらの企業もビデオ会議システムを提供しており、競争が激化しています。

Q5: Teslaの将来の成長見通しはどうですか?

A: Teslaの将来の成長見通しは非常に明るいです。EV事業の拡大が期待されるほか、クリーンエネルギーの利用やイーロン・マスクのイノベーションにより、引き続き成長が見込まれます。ただし、株価の上昇が続くかどうかは慎重に見極める必要があります。