【決算が衝撃的!】○○株が急上昇した理由とおすすめの銘柄選びの方法

今回は株価が40%上昇した急上昇株について解説していきます。私は投資家として初心者から中級者に向けた情報を発信しています。積み立てNISAやiDeCo、投資信託などの投資方法を基本的に取り扱っていますが、今回は個別株、特に決算で急上昇した株に注目して、その理由を学んでいきたいと思います。

サイバーエージェントの紹介

サイバーエージェントはゲームアプリで話題の企業です。知らない人もいれば、イケイケの企業として知っている人もいるでしょう。この企業は時価総額が1兆円規模の大企業でありながら、決算発表後に1日で株価が+15.3%も上昇しました。これは非常に大きな出来事です。

サイバーエージェントの事業内容

サイバーエージェントはメディア事業、インターネット広告事業、ゲーム事業を主に展開しています。メディア事業ではAbemaなどの動画サービスに力を入れていますが、赤字を垂れ流している状態です。インターネット広告事業は昨今のインターネット利用の増加に伴い、非常に好調です。ゲーム事業ではCygamesのゲームが大きな収益源となっています。

決算内容とその影響

サイバーエージェントの2021年1月から3月までの決算内容について見ていきましょう。前年同期比で売上高は+26%、営業利益は+2.1倍となりました。この決算内容が市場の予想を上回ったため、株価が急上昇しました。また、同時に業績予想の上方修正も発表されました。

ゲーム事業の急成長

今回の決算で注目すべきはゲーム事業です。特に「ウマ娘 プリティーダービー」という新しいスマホゲームが大ヒットし、売上が急増しました。2月末のリリースからわずか1ヶ月で140億円を稼ぎ出し、日本のスマホアプリ売上ランキングで1位を獲得しました。この成功がサイバーエージェント全体の業績を押し上げています。

メディア事業の課題と展望

メディア事業は依然として赤字ですが、Abemaの成長が期待されています。大規模な投資を続けているため、今後の黒字化が鍵となります。広告事業も好調で、テレビ広告からインターネット広告へのシフトが進んでいるため、引き続き収益が見込まれます。

情報のキャッチと投資判断

「ウマ娘 プリティーダービー」の情報をキャッチする方法として、SNSやネットニュースが有効です。例えば、田中将大さんのツイートや売上ランキングのニュースから注目することができます。また、情報収集だけでなく、その情報が企業全体に与えるインパクトを考えることが重要です。

サブスクリプションモデルの重要性

次に紹介する企業はマネーフォワードです。クラウド会計ソフトなどを手掛けるこの企業は、サブスクリプションモデルを採用しています。サブスクリプションモデルの強みは、一度顧客を獲得すれば、継続的な収益が見込める点です。これにより売上が安定し、企業の成長が期待できます。

マネーフォワードの決算と株価の動き

マネーフォワードの決算内容について見てみましょう。2020年12月から2021年2月までの期間で売上高は前年同期比+44.8%、営業利益は初めて黒字転換しました。この発表を受けて株価は最大+15%上昇し、その後も+40%まで上昇しました。決算発表後の株価の動きも重要なポイントです。

サブスクリプション企業の選び方

サブスクリプション企業を選ぶ際のポイントとして、解約率(チャーンレート)が低いこと、ユーザー1人あたりの平均単価(ARPU)が高いこと、サブスクリプション売上の割合が高いことが挙げられます。これらの指標をチェックすることで、企業の成長性や収益性を判断することができます。

関連する質問と回答

サイバーエージェントの株価が急上昇した理由は何ですか?

サイバーエージェントの株価が急上昇した理由は、2021年1月から3月までの決算内容が市場の予想を上回り、特に「ウマ娘 プリティーダービー」というスマホゲームが大ヒットしたためです。

サブスクリプションモデルの強みは何ですか?

サブスクリプションモデルの強みは、一度顧客を獲得すれば継続的な収益が見込める点です。これにより売上が安定し、企業の成長が期待できます。

マネーフォワードの決算が注目された理由は何ですか?

マネーフォワードの決算が注目された理由は、売上高が大幅に増加し、営業利益が初めて黒字転換したためです。この発表を受けて株価も大きく上昇しました。

解約率が低いことの重要性は何ですか?

解約率が低いことは、収益の継続性を示すため重要です。また、解約率が低い企業は市場に求められている商品やサービスを提供している証拠でもあります。

サブスクリプション企業を選ぶ際の他の指標は何ですか?

サブスクリプション企業を選ぶ際の他の指標として、ユーザー1人あたりの平均単価(ARPU)やサブスクリプション売上の割合が高いことが挙げられます。これらの指標をチェックすることで、企業の成長性や収益性を判断することができます。