楽天証券「iSPEED」【便利な設定と意外と知らない使い方】

今回は、楽天証券のスマホアプリ「iSPEED」の便利な機能やお得な設定について詳しく紹介します。投資初心者の方から経験者の方まで、多くの方が利用しているこのアプリですが、意外と知られていない便利な機能がたくさんあります。今回の記事では、特に知っておくと得をするウィジェット機能、財務優良銘柄を探す検索機能、そして株の買い時を判断するための機能について詳しく解説します。ぜひ、あなたの投資活動に役立ててください。

知ってると得するウィジェット機能

まずはウィジェット機能について紹介します。iSPEEDを起動するとデフォルトのホーム画面が表示されますが、毎回資産の状況を確認するためにメニューを何度もタップするのは面倒です。そこで、ウィジェット機能を活用すると、ホーム画面で一目で資産額を確認できるようになります。

右上の歯車アイコンをタップし、ホーム画面を編集するモードに切り替えます。次に、下部の「+」ボタンを押し、表示したい項目を選びます。例えば、「現物評価損益額」を追加すると、ホーム画面に評価損益額が表示されます。さらに、表示位置をドラッグして調整するだけで、自分好みの画面レイアウトが完成します。

この機能を活用することで、毎日の資産確認が簡単になり、時間の節約にも繋がります。その他にも、総合サマリーや今年の実現損益額、決算カレンダーなどのパーツを追加して、自分だけのカスタマイズホーム画面を作ることができます。

財務優良銘柄を探し出す検索機能

次に、財務優良銘柄を探す方法を紹介します。株式投資を行う上で、どの銘柄を選ぶかは非常に重要です。iSPEEDには「スーパースクリーナー機能」があり、これを活用することで簡単に財務優良銘柄を見つけることができます。

まず、画面下部の「検索」ボタンをタップし、「スーパースクリーナー」を選びます。次に、検索条件を設定します。例えば、「売上高成長率+20%以上」、「営業利益率+10%以上」といった条件を追加します。これにより、財務状況が優れた銘柄を絞り込むことができます。

さらに、自分の投資スタイルに合わせて東証マザーズや東証1部など、特定の市場に限定して検索することも可能です。設定が完了したら、「検索」ボタンを押すと、自分の条件に合った銘柄が一覧で表示されます。このようにスクリーナー機能を活用することで、効率的に銘柄選定が行えます。

株の買い時を判断するための機能

最後に、株の買い時を判断するための機能について紹介します。いくら良い銘柄を見つけても、買い時を間違えると損をする可能性があります。iSPEEDにはテクニカル分析に役立つ機能が搭載されており、これを利用することで買い時を見極めることができます。

代表的なテクニカル指標としては、「RSI(相対力指数)」や「MACD(移動平均収束拡散法)」があります。RSIは相場の過熱感を示す指標で、値が20以下なら売られ過ぎ、80以上なら買われ過ぎを示します。実際のチャートにRSIを表示させることで、買い時や売り時を判断しやすくなります。

また、MACDはトレンドの転換点を知るための指標です。短期線と長期線が交差することで、上昇トレンドや下降トレンドの転換点を示します。これらの指標を使うことで、適切な買い時を見極めることが可能です。

主な利点と欠点

今回紹介したiSPEEDの機能には、いくつかの利点と欠点があります。

利点

1. 迅速な資産確認: ウィジェット機能を使えば、ホーム画面で一目で資産状況を確認できます。
2. 効率的な銘柄選定: スーパースクリーナー機能を活用することで、自分の条件に合った銘柄を迅速に見つけることができます。
3. 正確な買い時判断: テクニカル指標を使えば、適切な買い時を見極めることができます。

欠点

1. 設定の手間: 初めて設定する際には、少し手間がかかるかもしれません。
2. 情報の過多: 多くの機能があるため、初めて利用する方には情報が多すぎると感じることがあります。

関連する質問と回答

Q1. iSPEEDのウィジェット機能はどのように設定するのですか?

iSPEEDのウィジェット機能は、右上の歯車アイコンをタップしてホーム画面の編集モードに切り替え、下部の「+」ボタンを押して表示したい項目を選んで追加します。

Q2. 財務優良銘柄を見つけるための検索条件は何を設定すれば良いですか?

「売上高成長率+20%以上」、「営業利益率+10%以上」といった条件を設定することで、財務状況が優れた銘柄を絞り込むことができます。

Q3. RSIやMACDはどのように活用すれば良いですか?

RSIは相場の過熱感を示し、20以下なら売られ過ぎ、80以上なら買われ過ぎを示します。MACDはトレンドの転換点を示し、短期線と長期線が交差することでトレンドの転換を見極めることができます。

Q4. iSPEEDの設定が多すぎて混乱します。どうすれば良いですか?

まずは基本的な機能から始めて、慣れてきたら徐々に他の機能を活用するようにすると良いでしょう。必要な機能だけを表示させるカスタマイズもおすすめです。

Q5. テクニカル指標を表示させるにはどうすれば良いですか?

右上の設定ボタンをタップし、トレンドやオシレーターから見たい指標を選んで設定します。例えば、RSIを選んで設定すれば、チャートにRSIが表示されます。